国立科学博物館で開催中のワイン展へ行ってきました。
私みたいなワイン初心者でも、
栽培や醸造、日本のワインや品種、香りについてなど、
ざっと簡単に学ぶことができます。
昔はぶどうを素足で踏んでワインを作っていたそうですね。
はだしの理由は種がつぶれないように。
だったかな。
現在の破砕機でも種がつぶれないための空間があります。
多少つぶすという考え方もあるようですね。
ワインに詳しい方でも、著名な芸術家が描いたシャトー・ムートン・ロートシルトの歴代アートラベルや、沈没船で発見された世界最古のシャンパーニュなど魅力的な展示があります。
香りのコーナーでは、3割の人は感じないスミレの香りも体験できました。
私ははっきりとキャッチできましたよ!
【コルクの説明】
【シャトームートンロートシルトのアートラベル】
170年もの間沈没船でねむっていたシャンパーニュも一見の価値ありです。
是非行ってみてくださいね。
2月の後半までやっているみたいです。
コーヒーもワインを参考にして産業として成長している部分があります。
しかしまだ歴史も浅く、発展途上でしょう。
初心者ですが、、
ワインとコーヒーを比較してなんとなく感じるのは、
ワイン業界の方々は、お客様にそのワインの楽しみ方(香味やシチュエーションなどの飲み方)を伝えている。
一方、コーヒー業界では、
抽出や焙煎など技術的なことを教えている方が多く感じます。
豆一つ一つの香味や特徴、楽しみ方などを伝えることが、全体的に足りないのではないか、と感じます。
技術的なことももちろん大切です。
それにコーヒーを飲むときは、コーヒーだけで楽しむという場合も多いので、
仕方がないといえばそうですが、それではこの業界は成長しません。
農園や区画の風土、作り手、精製、焙煎、香味、フードペアリングなど、
知識として開発できる部分はどんどんしていきましょう。
「焙煎と抽出のスキルがあればコーヒー豆屋になれる」
この考え方では先はありません。
お客様のほうがレベルが高くなる時がすぐに来るのではないでしょうか。
自分が何をどこから仕入れて、どう加工して販売して、
お客様はそれを購入することによりどう楽しむことができるのか。
その全てを知り、考える必要があります。
私自信まだまだ課題だらけです。
今後とも精進致します。
masa
0 件のコメント:
コメントを投稿